借金が親バレすると困る! バレてしまう主な原因と対処法を解説
借金を抱えている方の多くが借金の存在を親にバレたくないと考えているはずです。借金を滞納してしまうと債権者からの督促などがきっかけで親バレしてしまうリスクが高くなりますので、早期に弁護士に相談して債務整理を行うことがおすすめです。
本コラムでは、借金が親バレしてしまう主な原因とその対処法について解説します。
1. 親に借金がバレる原因は?
親に借金がバレる原因としては、主に以下のようなことが考えられます。
(1)金融機関からの郵便物
借金が親バレするきっかけとして多いのが金融機関からの郵便物を見られてしまうことです。金融機関からお金を借りていると、以下のような郵便物が自宅に送られてくることがあります。
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契約書類
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ローンカード
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利用明細書
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キャンペーンの案内
親と同居している場合、親が郵便物のチェックをしていることもありますので、金融機関から届いた郵便物を開封して中身を見られてしまうと、借金の存在がバレてしまいます。
(2)債権者からの督促状や督促の電話
借金の返済が遅れると債権者から自宅宛てに督促状が届きます。親が督促状を開封してしまうと、借金の存在やそれを滞納していることがバレてしまいます。
また、債権者からの督促の電話は、本人の携帯電話にかかってきますが、携帯電話がつながらない場合には自宅に電話がかかってくることもあります。親が債権者からの督促の電話を受けてしまうと、借金の存在がバレてしまいます。
(3)通帳やATMの明細書
自宅に通帳やATMの明細書を放置していると、部屋の片づけをしていた親がふとしたきっかけで手に取ってしまい、借金の存在がバレてしまうこともあります。
親にバレたくないのであれば、通帳やATMの明細書は、親の目の届かないところで管理しておく必要があります。
2. 「債務整理」で親にバレずに借金問題を解決できる可能性がある
債務整理を利用すれば親にバレることなく借金問題を解決できる可能性があります。
(1)「債務整理」とは
債務整理とは、借金の返済負担を軽減することができる制度です。債務整理には、主に、以下の3つの方法があります。
①任意整理
任意整理は、債権者との交渉により借金返済の負担を軽減する方法です。任意整理では、以下のような方法で借金の返済負担を軽減します。
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将来利息のカット
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遅延損害金の減額または免除
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返済方法の変更(月々の返済額、返済期間など)
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利息制限法による引き直し計算
②自己破産
自己破産は、裁判所に申立てを行うことですべての借金の返済義務を免除してもらうことができる方法です。
3つの方法の中では、もっとも負担軽減の効果が大きい方法です。
③個人再生
個人再生とは、裁判所に申立てを行うことで借金総額を大幅に減額し、それを3~5年の期間で分割返済していくことができる方法です。
自己破産のようにすべての借金が免除されるわけではありませんが、資産を手放すことなく債務整理を行うことができるのが特徴です。住宅ローン特則を利用すれば、住宅ローンが残っている自宅を残すことも可能です。
(2)「自己破産」「個人再生」が家族にバレる原因とは?
自己破産や個人再生は、裁判所を利用する手続きになります。裁判所への申立てにあたっては、同居している家族の収入関係の資料を提出する必要がありますので、親と同居している場合、必要書類をそろえる際に親の協力が必要になり、バレる可能性があります。
また、自己破産では、一定額以上の資産はすべて手放さなければなりませんので、自宅や車などを手放した際に親から理由を聞かれてバレてしまうこともあります。
(3)「任意整理」は親にバレにくい?
任意整理は、債権者との交渉により行う債務整理の方法ですので、家族の収入に関する資料の提出は必要ありません。また、特定の債権者のみを対象に任意整理を行うこともできますので、ローンが残っている自宅や車、親が保証人になっている借金などを除外して任意整理を行えば、親にバレる心配もありません。
任意整理は、自己破産や個人再生に比べて、親にバレにくい方法といえますので、親にバレずに債務整理を行いたいという場合には、任意整理が選択肢のひとつとなるでしょう。
3. 債務整理を弁護士に依頼するメリットとは?
以下のようなメリットがありますので、債務整理は弁護士に依頼するのがおすすめです。
(1)最適な債務整理の方法を選択できる
債務整理には、任意整理、自己破産、個人再生の3つの手続きがあり、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあります。
借金の負担をより効果的に軽減するには、最適な債務整理の手続きを選択することが重要になります。弁護士であれば、債務整理の手続きを熟知していますので、債務者の個別具体的な状況に応じて最適な方法をアドバイスしてもらえます。
早期に相談をすれば、選択できる手続きの幅も変わってきますので、借金を滞納する前に早めに相談することが大切です。
(2)親にバレるリスクを下げられる
弁護士に依頼をすれば、債権者とのやり取りはすべて弁護士が窓口となって行うことができます。債権者からの連絡や郵便物は、すべて弁護士のもとに届きますので、自宅に債権者から連絡が行き、親にバレるリスクはありません。
親にバレずに債務整理を行うには、弁護士のサポートが必要になりますので、まずは弁護士に相談することをおすすめします。
- こちらに掲載されている情報は、2024年09月18日時点の情報です。最新の情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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