『虎に翼』法服から“消えた”刺しゅうは「国家の象徴」だった？　戦後「黒一色」のシンプルなガウンになったワケ

弁護士JP編集部

2024年07月31日 09:48

戦後、裁判官となった寅子が着る法服。戦前は華やかな刺しゅうが印象的だったが…（写真提供：NHK）

戦前、弁護士として活躍した寅子の法服は白い唐草模様の刺しゅうのみ（写真提供：NHK）

松山ケンイチさん演じる判事・桂場等一郎（手前）の法服には紫色で「五七の桐紋」が刺しゅうされている（写真提供：NHK）

地方裁判所および区裁判所の検事の法服。黒地に薄く柄が透けている（刑部芳則教授所蔵、弁護士JP編集部撮影）

弁護士の法服。無地だが、こちらも着物の生地で仕立てられている（刑部芳則教授所蔵、弁護士JP編集部撮影）

『虎に翼』の制服考証を担当した日本大学商学部・刑部芳則教授（弁護士JP編集部撮影）

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